質屋と時代背景について
質屋の歴史は、そのむかし遣唐使の時代からあると言う説があります。一般的には貨幣制度が発達した鎌倉時代から始まった文化と言えるでしょう。貨幣制度が発達すると、それまでの物々交換から貨幣での経済に移行されてきました。貨幣経済の発達とともに質屋の需要もふえてきましたが、やはりお金のある人、ない人。ある時、ない時が出てしまうのが世の常です。そこで、質屋を利用する人が増え、今の形に定着していきました。落語、時代劇にも質屋の登場は多いです。なぜなら、地域の有力者や名主が領民に担保を取って一時的に金を貸し付けることは、良くある話のようでした。質物についも昭和40年くらいまでは、貴金属、宝石、美術骨董品、呉服などのお宝もありました。その後、一般家庭にもテレビが普及しました。ラジカセなどの電化製品を持つ家庭も出てきて、国民の生活も向上しました。そのころから、質物にも変化がおこり、ブランド物のバックや貴金属を扱うようになりました。また今ではゲーム等もあります。このような裕福な時代なので、新しい良い物でも価値のあるものが少なくなっています。